保湿剤の選び方、使い方
[2022.01.31]
保湿剤は皮膚バリア機能を維持し回復するのに大切な役目を果たします。
種類は大きく分けて2種類あります。1、エモリエント 水分の蒸発を防ぐもので、皮脂膜に相当する役目です。医療医薬品では白色ワセリンが代表選手です。2、モイスチャライザー 水分を保持する保湿成分を補うものです。吸水性、保湿性により水分蒸散量を低下させます。医療医薬品ではヘパリン類似物資含有外用剤、尿素クリーム、医薬部外品や化粧品ではセラミド、ヒアルロン酸、水溶性コラーゲン、乳酸などを含むものがあります。
保湿のタイミングは入浴後すぐをおすすめします。10分程度以内で。角質が膨潤しており、表面の皮脂が取れているので早めに塗りましょう。1日1回から2回。1回にたくさん塗るよりも2回に分ける方が良いというデータがあります。
塗り方は皮膚のきめに沿って塗ってください。腕や脚は縦方向ではなくてクルクルと塗ってください。