自費診療 AGA治療
男性型脱毛症AGA(いわゆる若はげ)の飲み薬です。
男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)とは?
- 思春期以降の男性で
- 遺伝的背景を持つ人に
- 前頭部から頭頂部という特徴的な脱毛パターンをとり
- 毛髪の軟毛化を伴う進行性の脱毛と定義されています。
内服治療薬
AGA内服治療薬は、体内にある男性ホルモンのひとつであるジヒドロテストステロン(DHT)の産性を抑えます。DHTは頭髪のヘアサイクルの成長期を短くする作用があり、髪の毛が太く成長する前に抜けてしまいます。DHTは男性ホルモンのテストステロンから酵素(1型、2型の2種類)によって作られます。AGAはこの酵素の働きをブロックします。プロペシア(フィナステリド)は1型をブロックし、ザガーロ(ディタステリド)は1型、2型をブロックします。酵素の働きを抑えることで髪の毛の成長する周期を正常化し、抜け毛を抑えます。
効果と副作用
抜け毛の進行を抑える効果や毛髪状態を改善する効果が期待できます。通常、効果が出るまでに6ヶ月ほど薬を飲む必要があり、効果を持続させるためには継続して内服することが必要です。副作用は肝機能障害、性機能に関する症状、胃部不快感、抑うつ症状、めまい、乳房圧痛、倦怠感、食欲不振などの報告があります。AGA治療は一時的な精神不安から鬱症状といった精神疾患につながる可能性があります。
注意点
前立腺がん検査で測定されるPSA値(血清前立腺特異抗原)に影響を与えるということや、妊婦が誤って内服しないことなどです。プロペシア(フィナステリド)、ザガーロ(ディタステリド)内服中に献血はできません。献血するにはプロペシア(フィナステリド)1ヶ月、ザガーロ(ディタステリド)6ヶ月以上の休薬期間が必要です。
料金
現在は保険適応外になっていますので、診療費ならびに薬剤費とも全額自己負担です。
初診 | 3,000円 | |
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再診 | 1,000円 | |
薬代 |
プロペシア錠(1mg)(先発品) |
7,700円(28錠) |
フィナステリド錠(1mg)(後発品) | 5,000円(28錠) | |
ザガーロ(0,5mg)(先発品) | 9,300円(30錠) | |
デュタステリド(0,5mg)(後発品) |
6,100円(30錠) |
※消費税込みの料金です。